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5億円馬ザサンデーフサイチがやっと勝った。骨折に泣かされたこともあったが、3戦目でようやく勝利。値段を考えると3歳秋の未勝利でようやく勝ったというのは骨折があったにせよ物足りない。今後に期待かな。
逃げ一辺倒の馬の事をテレビにはよく映る馬ということで「テレビ馬」と言ったりするが、今回はそれとは別にテレビ番組の名前を名づけられた競走馬のお話。
JRA-VANの「馬名の意味・由来」データで、「ザサンデーフサイチ」を調べたら「日曜+冠名。GIの行なわれる日曜日の主役になることを願って」ということになっている。日テレの番組「THE・サンデー」から取った筈なのにな。「テレビ番組名+冠名」と書くのは宣伝にあたるからだめなのか?と思って同じ関口房朗氏の所有馬「フサイチジャンク」を調べたら「冠名+ガラクタ」ではなく、ちゃんと「冠名+テレビ番組名。多種多様な環境で力強く勝利を目指す馬」と書かれている。ザサンデーの場合単に馬主さんが「TV番組名」ということを前面に出したくないだけなのか?それにしても「GIの行なわれる日曜日の主役になる」筈の馬が未勝利も勝てないなんて・・・。ちゃんと日曜日に出走はしているが。
無敗3連勝馬ロックドゥカンブは男・藤田伸二が騎乗の予定だった。その藤田であるが、調整ルームで転倒して負傷した。ロックドゥカンブは柴山に乗り替わり。
藤田騎手といえばレース中に「どかんと殺すぞ」という名言を多発することでお馴染みである。その「どかんと」を退けて別な騎手が乗ることになったから「どかんと突き放す」なのだろうか?擬音語の「どかんと」と藤田様の事を指す隠語「どかんと」をかけた掛詞とは奥が深い見出しである。
最近、JRA-VAN Data Laboの新データとして馬名の意味由来データなるものが追加された。私が愛用しているJRA-VANデータ閲覧ソフトTARGET frontier JVでも、この馬名由来データに対応したようなので、早速最新版をダウンロード。
馬個別データの一番下に、馬名の由来が。JRA-VANに登録されてるということは、JRA公認の(おそらく馬主が馬名登録の時に申請書に書く)馬名の由来なのだろう。「エプソムアルテマ」という馬を見たら「冠名+『ファイナルファンタジー』の最強魔法。最強馬を目指して」と出てきた。馬名命名のルールとして商品の宣伝につながるものはNGな筈なのだが、馬名の由来には露骨に商品名が出てきてもいいということだろう。
「アイアムマイネル」を調べたら「冠名+私の(独)」と出てきた。「マイネル」ではなく「アイアム」が冠名なのか(笑)。「私は(英)+冠名」ではなく「冠名+私の(独)」なのである。
「殺すぞ」恐喝容疑で安田元騎手逮捕
京都府警東山署は5日、恐喝の疑いで、京都市東山区五条橋東4丁目、元騎手安田康彦容疑者(34)ら2人を逮捕した。
調べでは、安田容疑者らは8月13日午前4時45分ごろ、東山区のコンビニで、店員に「日曜に買った新聞が土曜のやった」と言い掛かりをつけ、新聞を投げ付けたり、「おまえ、1000万円払え。殺すぞ」などと脅したりして、缶ビールやアイスクリームなど17点の代金約4600円の支払いを免れた疑い。酒に酔っていたらしい。
安田容疑者は2001年の宝塚記念(G1)で勝利するなど、05年3月に日本中央競馬会で通算400勝を達成。昨年4月に引退した。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20070905051.html
ヤスヤスって騎手時代末期から消息不明で、引退届けも父親(伊佐夫調教師)が出したんじゃなかったっけ?久々に表舞台に出てきたと思ったら、こんなニュースかよ。同期の藤田伸二が昨年末飲み屋で暴行事件を働いたから「俺も負けちゃいられないな」と思ったのだろうか?そう思うのなら競馬でも負けないように頑張ればいいのに・・・。GIを勝つようなジョッキーがたかが新聞1つで大騒ぎするのもセコイよな。
ちなみに私もコンビニで日曜のだと思って買った新聞が土曜日のものだったので替えてもらったことがある。その時は脅したのではなく、丁寧にお願いしたのだが。
先々週は中止だった中央競馬はインフルエンザが収束傾向にあると言うことで再開されたが、地方競馬ではむしろ広まっている傾向にあるらしい。netkeiba.comのニュースの8/27付けにあるだけでも
- ホッカイドウ競馬で2頭が陽性/馬インフル
- 大井で新たに4頭が陽性/馬インフル
- ホッカイドウ競馬で2頭が陽性/馬インフル
- 愛知では47頭が陽性/馬インフル
- 兵庫の陽性馬は41頭/馬インフル
- 岩手の陽性馬は46頭に/馬インフル
とこんな感じである。
中央よりも遅れて地方に広まっているようだ。JRAのレースは再開されたが、依然として外部施設との馬の行き来はできない状態である。民間の牧場の馬が自由に行き来できたら更なる拡大が心配なので止むを得ないだろう。しかし、牧場に放牧に出されている馬はいつになったら復帰できるか分らない。また、厩舎にいる馬でも怪我をしたり疲労が溜まったりで放牧して休ませたい馬もいるだろうが、それもできない。トレセンの中で休養するだけであるしストレスも溜まるだろう。開催が再開されたからと言って手放しで喜んでいられない現実があるんだよな。
今日は阿寒湖特別が行なわれた。阿寒湖特別といえば、私がコラム内で「嗚呼、偉大なる阿寒湖特別」と書いているぐらい思い入れの深いレースである。というかその勝ち馬から数々の名馬を産んだ登竜門である。ステイゴールド、マンハッタンカフェ、ファインモーションといった錚々たるメンバーがこのレースを勝ちあがっている。また、しばらくステイゴールドの「主な勝ち鞍」であったレースとして(一部のマニアの間では)有名である。
その阿寒湖特別を勝ったのが3歳馬ホクトスルタン。見事な逃げ切りだった。前述の名馬たちも3歳時に阿寒湖特別を勝っている。3歳でこのレースを勝てる馬ということは将来が楽しみであるということである。この時期に古馬相手に長距離で頑張れると言うことだし、ホクトスルタンにも偉大な先輩達に続くような大活躍を期待したい。
Targetユーザー以外には関係ないかもしれないが、これは便利である。最近の騎手は騎手同士の中のよさよりはエージェントで人脈(ライン)が決まることが多いし、色分けされていると便利。ただし、騎手のエージェントは頻繁に変わることがあるので要注意だ。種牡馬の○○系なら親系の分け方を変えない限り変わる事は無いのだが、エージェントとの人脈というのは変わる事もあるからな。エージェントがいかに馬券予想や競馬を楽しむ上で重要なのかは大園和也さんの馬券はなぜエージェント(勝ち馬手配師)を知るだけで当たるのかを読めばわかるだろう。
馬インフルエンザが話題の競馬開催だが、JRAは開催するということが22日(水)発表された。
馬インフルエンザ「鎮静化している」中央開催実施へ
JRAは22日、今週末に行われる開催を予定通り行う旨を発表した。
JRAでは、15日に馬インフルエンザ感染馬の存在が確認されて以来、2回に渡って疫学検査を行ってきた。その結果、第一回目の16、17日の段階では、検査頭数967頭に対して陽性馬188頭、陽性率 19.4%。さらに規模を拡大して行った20日、21日に行われた大規模な検査では2012頭に対して陽性反応を示した馬は181頭、陽性率9.0%ととなった。
この検査によってJRA側は陽性率が減少傾向にあり、「事態は沈静化に向かっている」と判断。その後も発熱馬や出走予定馬への検査を続け、流行状況を分析した結果、実施が可能であると判断し、今回の開催に踏み切った。
今週の出走登録に関しては、明日23日に通常より4時間早い8時から投票を受け付ける。1500頭を超えるとみられる出馬投票全頭に検査を実施。陰性馬のみが抽選の対象となり、21時頃に出馬表を発表する。
また、出馬登録後に発症した場合は、獣医師の判断のもと出走を取り消すこととなる。
先週中止になった18日、19日の番組については、サマー2000シリーズである札幌記念(GII)を9月2日(日)に、新潟ジャンプS(JGIII)を 9月1日(土)に、それぞれ施行日を変更すると決定した。残りの番組については、代替開催を行いたい方向ではあるものの、具体的な振替時期や振替方法などは未定。
各馬の移動は依然として、JRAの関係施設間に限定されており、この措置の解除時期は未定ではあるが、秋のGIシーズンを前に、クラシックのトライアルレースが近いことを十分に考慮し、できる限り早い段階を目標にしたいという。
http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=22447&category=A
なんか先週は開催決定後に中止になったりとドタバタだったが、今週はどうなのだろう?出走馬の発表は木曜に無理して行なう必要があるのだろうか?早目に出走馬が確定した方が調教の計画を立てやすく厩舎サイドやりやすいので木曜日に出走予定馬発表ということになっているが、今回は緊急事態なので開催されるとしても金曜日に出走馬確定の方がいいのではないだろうか?木曜日に発表してしまっても取消しが多いだろうし、先週の中止で「レースに出たい馬」が多数つかえているわけであるので、なるべく遅めの発表としてできるだけ多くの馬が出走できるようにした方がいいと思う。[出たくても抽選で落ちる馬」が多数いる一方で、インフルエンザで取消しの馬もいっぱい出るのはちょっともったいない。
昨日「サムソンは凱旋門賞出る」と掲載されていた新聞のサイトより引用。
結局断念 サムソン来年「凱旋門賞」
二転三転の末、遠征は来年に――。メイショウサムソン(牡4=高橋成)を所有する松本好雄オーナーは19日、凱旋門賞(10月7日)への出走を正式に断念した。美浦トレセンで輸出検疫中の17日に馬インフルエンザへの感染が判明したサムソン。厩舎サイドは予定通りの調整が行えないとして早々に遠征中止を打ち出したが、松本オーナーはインフルエンザの諸症状が表れず調教が積めていることから出走に意欲を見せていた。「おととい(17日)、高橋成師とじっくり話し合った後、豊ジョッキー(武豊)ともその夜に話した。“海外では10日や1週間前に平気で入厩します。1週間前に来てもらったら僕は現地で待っていますから”と言ってくれた」。心を動かされたが、最終決断を下すのはオーナー。「今回のことで陽性から陰性になるまでの日数と、今度は中京で受けなければならない検疫日数などを逆算すると前哨戦は使えない」。前哨戦をパスせざるを得なくなった青写真の狂いを重視した。
(以下略)
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/08/20/07.html
まあ、ぶっつけで好勝負できるほど甘くはないので、残念だが妥当な決断かな。
他のスポーツ紙や競馬ニュースサイトを見たけど載ってなかったが、スポニチに以下の様な記事がありました。
急転!!サムソン凱旋門賞に行く!
急転、渡仏決行へ!17日に馬インフルエンザ感染が判明したメイショウサムソン(牡4=高橋成)が仏G1凱旋門賞(10月7日、ロンシャン競馬場)に向けて調整することが18日決まった。この日午前に遠征断念を発表しながら、午後になって方向転換。馬インフルエンザの症状が表れず元気に調教を積んでおり、日程的にも出走が可能なことから陣営は渡仏へ傾いた。
メイショウサムソンは美浦トレセンの輸出検疫厩舎に滞在し乗り運動を続けている。獣医によると「ウイルスは何も治療を施さなくても10日から2週間で消える」ことから、8月末までには自然治癒する可能性がある。予定していた22日の出国日程がずれ込むのは避けられないが、国際検疫協定によりレースの8日前までに渡仏すれば出走は可能。凱旋門賞に出走するには9月29日まで、同8日までにフランス入りすれば前哨戦のフォワ賞(同16日)にも出走できる。
仏遠征時の騎乗依頼を受けた武豊も「海外に遠征する場合、世界的には1週間前くらいに入国するのが当たり前。サムソンは念には念を入れて早めのスケジュールを組んでいた。こんな時だからこそ、日本の競馬の救世主になれるのと違うかな」と遠征へ前向きな姿勢を示した。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/08/19/01.html
地方競馬全てのネット投票ができるということを売りにして始まった楽天競馬が、「スタートアップキャンペーン」を8/17より開始した。今まで楽天で投票したことが無い人が1000円以上投票すると楽天スーパーポイントが1000ポイント当たるというキャンペーンである。
このキャンペーンが初めから予定されていたものなのか、中央の開催中止を受けて急遽決まったものなのかは知らないが、中央競馬がなければ地方競馬でもやろうという人をうまく取り込んでいければ地方競馬も盛り上がると思う。赤字に悩んで存続の危機にさらされているところも多い地方競馬だが、中央競馬のファンをうまく取り込んで「地方競馬もいいものだ」という顧客開拓につながれば怪我の功名というところだろう。楽天競馬にとってもチャンスだが、地方競馬主催者にとってもチャンスだと思う。
ちなみに今週末の地方競馬開催予定は
8/18(土) 帯広(ばんえい)、水沢、大井、高知、荒尾
8/19(日) 帯広(ばんえい)、水沢、金沢、高知、荒尾
帯広と大井はナイター開催です。
ちなみに楽天競馬では、新規会員になった時点で2000ポイントもらえるらしい。これは抽選ではなくてもれなく。
ラジオNIKKEIのホームページより:
★★★週末のラジオNIKKEIは競馬特番を放送★★★~メッセージを募集中
中央競馬開催が中止になった今週末、ラジオNIKKEI(旧・ラジオたんぱ)は特番を放送するようだ。テーマは「2007年、これまでの中央競馬を振り返って」。メッセージも募集されているので、興味のある人や開催中止のせいで暇でしょうがない人がどうぞ。
グリーンチャンネルは過去の特集番組の再放送でしのぐようだが、ラジオNIKKEIの場合実況以外の番組はあまり作っていないのでそういうわけにもいかないよな。
8月18日大井競馬の開催中止について
特別区競馬組合は、本日8月18日(土)(大井競馬第9回第3日)大井競馬場に在厩している競走馬1頭に発熱及び水様性鼻汁の漏出の症状を確認しました。先程、他施設からの出走予定馬の入厩を制限して開催することを発表しましたが、再度検討した結果、防疫を強化する観点から、本日の大井競馬開催を中止することを決定いたしました。
皆様には、多大なご迷惑をお掛けしたことについて深くお詫び申し上げます。
http://www.nankankeiba.com/common/ns_20070818n4_2.html
中央に続いて大井も中止か・・・。これからは地方の時代だと思ったのに残念。
昨日大井に行ったときに間違えて今日(8/18)の新聞を買っちゃったのだが、返金もしくは復旧後の開催で払い戻してくれるかな?