



















[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
はてなキーワードといえば、その大部分はWikipediaに比べると大したことがない記事であるが、Wikipediaよりも項目追加や編集が自由なので(Wikipediaはせっかく作っても編集方針に合わないものはボランティアによって消されることが多い*1)、時には面白い記事を見つけることがある。
今回発見したのが「オシシ仮面」という項目である。ドラえもんの中に登場した漫画家フニャコフニャ夫氏が書いた作中漫画に登場する作中漫画の登場人物であるのだが、1度しか登場していないキャラクターである。こういう項目があること自体笑えるのだが、ご丁寧なことにアスキーアートまで登録されてある。しかも、そのアスキーアートはよくできている。
この「オシシ仮面」というのは「あやうし!ライオン仮面*2」という漫画で主人公ライオン仮面が絶体絶命のピンチになった時に登場したキャラである。昔、実家にドラえもん第3巻があったので、(ドラえもんのエピソードとしての)「あやうし!ライオン仮面」のストーリーは今でも頭の中にあったのだが、オシシ仮面がどんな風貌なのかまでは覚えていなかった。しかし、はてなキーワードのアスキーアートや幻の名作というページに掲載されている原作の画像を見ると、笑えるキャラである。獅子舞そのものじゃん(笑)。兄のライオン仮面は「正義のヒーロー」としての体裁を保っているのだが、オシシ仮面はちっとも正義のヒーローらしくない。どちらかといえば仮面ライダーとかに悪役として登場しそうな格好をしている。正義のヒーローなのではなく、単なる「正義のヒーローの弟」なだけであり、正義のために戦うというよりは兄を救うために戦っているだけかも知れないけど。
*1:それによって百科事典としての信憑性が守られているので、それが悪いというわけではない。Wikipediaは百科事典、はてなキーワードはネタ辞典なのである。
*2:「あやうし!ライオン仮面」のストーリーはこちらのページに記載されている。その話に忠実だと作者はフニャコフニャ夫ではなく、原作:不明(タイムマシンで取り寄せた作品を書き写して原稿としているため)、作画ドラえもんということになる。